光電センサ 一般使用上のご注意
検出体の大きさによる影響
- 検出体の大きさにより検出距離が変わります。
検出体の材料による影響
- 反射形では、検出体の材料により検出距離が異なります。
相互干渉
- 複数の光センサを接近して使用される場合は、光の相互干渉による影響を受けないように間隔を広くとるか
遮光板を設けるなどの対策を行なって下さい。また、床面や壁面など周囲からの反射光にもご注意下さい。
隣接して使用される場合(透過形)
- 透過形の場合、投光器と受光器を複数台並べて使用される場合は、投光器と受光器を互い違いに
配置(千鳥配置)することにより相互干渉(2台まで)が解消されます。
ただし、検出体が光電センサの間近にある場合、検出体で反射した光を隣の受光器が受け入光状態になることがあります。
外乱光
- 受光部に太陽光、スポットライト、赤外線方式のリモコン信号などの強力な光源が入ると誤動作を起こす恐れがあります。
設置場所や設置角度を変えるなどして強い光が入らないようにして下さい。
背景の影響(反射形)
- 反射形の場合、検出物体の背景の影響で動作が不安定になることがあります。
- 背景物体のない広い空間を確保するか反射の少ない黒い背景が望ましいです。
検出面について
- 投・受光器の検出面に汚れ、キズなどがありますと正しく動作しないことがあります。
- 汚れは乾いた布で軽く拭き取って下さい。シンナー系有機溶剤は使用しないで下さい。
使用環境について
- 水・油・薬品・塵埃・腐食性ガス等がかかる場所、急激な温度変化の起こる場所、直射日光のあたる場所、
振動・衝撃の加わる場所等でのご使用及び保管は避けて下さい。
また、結露や氷結すると、正しい特性が得られないことがあります。