CANopen対応傾斜センサ 用語のご説明
CANopen
ドイツの非営利団体CAN in Automation(CiA)が策定した規格でCANをベースとした通信プロトコルです。EN 50325-4として欧州規格にもなっています。
CAN
正式名称はController Area Networkと言い、ドイツのロバート・ボッシュ社で開発された通信規格です。ISO11898として国際規格にもなっております。元々、車載ネットワーク用として設計されているため耐ノイズ性、リアルタイム性に優れています。
オブジェクトディクショナリー
すべてのCANopenノードが持つデータテーブルで、ネットワーク経由でアクセス可能なすべてのデータを保持します。このデータを読み書きすることでノードに命令を与えたり、センサのデータを読むことができます。
FIRフィルタ
マイコン等の演算により実現されるデジタルフィルタの一種です。
CAN インターフェース2.0B アクティブ
CANの通信にはデータ内容や送信ノードを識別するための識別子が含まれます。識別子は標準では11bitですが、拡張として29bitの形式もあります。CAN インターフェース2.0B アクティブとは識別子29bitの拡張形式を送受信できることを示しています。