衝撃センサ 用語のご説明
動作感度
検出できる衝撃・加速度の最小値を表します。
検出周波数
検出できる周波数範囲を表します。
単振動
振幅が正弦関数的な変化をする振動で、ばねの振り子や単振り子等の運動です。
単振動の場合、周波数f(Hz)、振幅D(mm)、加速度α(G)との間には、以下の関係が成り立ちます。
周波数(f)… 振動している物体が、単位時間当たりに繰り返される運動の回数を周波数といい、単位はHzで表されます。
振 幅(D)… 振動の変位(振れ幅)を振幅といい、単位はmmで表されます。
加速度(α)… 時間に対する速度の変化率を加速度といい、単位はG等で表されます。
衝撃センサと加速度センサ
衝撃センサと加速度センサには周波数特性に違いが有ります。周波数によって出力特性が変化するのが衝撃センサ、広い周波数範囲に対し平坦な出力特性を有するのが加速度センサです。
動作形態
衝撃を検出時に出力がON(動作)になるものをノーマルオープンタイプ(NO)と呼び、衝撃を検出時に出力がOFF(復帰)になるものをノーマルクローズタイプ(NC)と呼びます。ご使用に合わせて選定して下さい。
出力(オープンコレクタ)
出力トランジスタ(NPN又はPNP)のコレクタがオープンタイプになっているもので直接、定格負荷電流以下の電流を開閉できます。
なお、負荷(Vcc-OUT間)を短絡してセンサをONさせると出力トランジスタが焼損しますのでご注意下さい。
電圧出力タイプとしてご使用になる場合は、Vcc-OUT間に負荷抵抗を外部接続してOUT-GND間の電圧を制御信号としてご使用下さい。